■「ハビトラ」(ハビットトラッカー)とは
ハビットトラッカーは、「習慣(=habit)を追跡する(=track)」を掛け合わせた言葉で、新しい習慣作りや自分の行動を振り返るのに便利なチェックリストのことです。
ある習慣を達成できたかどうかを毎日チェックしていくので、習慣化の成功・失敗などの反省や振り返りにぴったりな方法です。
2024年度の冬期講習のテーマである、「習慣革命:私が変わる20日間チャレンジ」を実施するうえで、明修塾の先生たちも各自の目標を立てています。その一部を紹介します。
■ハビットトラッカーの効果やメリット
@習慣化の進捗を可視化できる
いくつかの習慣化したいことのリストを改めて見てみると、何をどのくらい継続できているかが一目でわかります。
記録すれば一目瞭然でわかり、進捗を可視化できるというのはまず一つ大きなメリットです。
A継続力を鍛えられてモチベーションになる
毎日できたことにマークをつけていき、それを眺めていると、だんだんと「今日もマークをつけたい」「連続で塗りつぶしたい」という気持ちが湧いてきます。
続けるうち、塗りつぶすことに達成感を感じ、それがモチベーションに繋がります。
目に見えて継続できていることがわかると、不思議ともっと継続したいという気になります。
B目標達成のための自信に繋がる
あることを習慣化して大きな目標を達成したい人もいると思います。
健康的な食事を習慣にしたい、毎日勉強してテストの点数をアップしたいなど、目標達成のためにハビットトラッカーを使い始める人もいるでしょう。
大きな目標までの道のりは遠いけれど、こうして記録していると、ちゃんと一歩ずつ進んできたんだなというのがわかって自信になります。
継続の記録を見て自分を肯定的に見てあげられるようになり、ポジティブな気持ちになって楽しく頑張れるようになるのも、ハビットトラッカーのよさです。
C自分の行動の振り返りができる
ハビットトラッカーは習慣の記録をつけて終わりではなく、1週間、1ヵ月と続けて時々振り返ることで、行動の見直しができます。
できたこととできなかったことが出てくるはずなので、その理由を探したり、そもそも本当に習慣化したいことだったのかな?などと考えることで、自分の行動や気持ち、考え方の深掘りのきっかけになります。
ハビットトラッカーの記録を見返すことで過去の自分を客観的に見ることができ、今後の暮らしや働き方の改善に活かせます。
冬期講習中に限らず、皆さんの目標達成のためのツールとして、この「ハビトラ」を使って習慣化を図っていきましょう!